プロが教えるファッショントレンド予測のやり方

バイヤー
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こんにちは。

今日はトレンド分析と次のトレンドの予測のやり方を書いていきたいと思います。
アパレルMDの仕事として次シーズンの商品、販売計画を作成する仕事があります。
ブランドや店をこの商品でいきますぜー!と舵を切らなければいけません。

次はこれがくる!とかこの商品をHITさせようとか、まさにMDの仕事の醍醐味です。

しかしそんなことわかったら苦労しないよ。というわけで皆さんこのトレンド予想に悪戦苦闘するのです。

今日は私なりの経験からトレンド分析の方法を書きますのでなにかのヒントになればと思います。

トレンド予測に必要な5月つのカテゴリー

まずトレンドを予測する際に何をもってトレンドとするのか?を考えます。


おおきくわけて5つのカテゴリーがあります。

1.カラー&柄トレンド
2.アイテムトレンド
3.ブランドトレンド
4.スタイリングトレンド
5.ジャンル、スタイルトレンド

それぞれ簡単に説明していきますね。

カラー&柄トレンド

これはミラノ、パリ、ニューヨークコレクションが発表されておおきなカラートレンドが世界的に決定していきます。
しかし気候や国が違うため日本でそのまま流行るのは上位トップ3くらいですね。

また次の年に流行ったりやはり最先端からのタイムラグはあります。
しかしファッションサイトなどでコレクション総括などでていますのでトレンドカラーの傾向は見たほうがいいです。

特に生産、企画をやっている会社さんなんかは生地屋さんがそういったコレクションをみて差し色や柄を作ってきたりします。
柄物なんかは外れもありますが当たると大きなトレンドに化けやすいです。

ここ最近ではメンズ、レディースともレオパード柄が流行りました。
またレディースでは白系やパステル系のコートなんかはトレンドだったのではないでしょうか?

アイテムトレンド

アイテムトレンドは各カテゴリーごとに分析する必要があります。
パンツ、トップス、アウターなど
これもコレクションからトレンドが落ちてはきますが雑誌などによるアイテム特集などが影響が大きいと思います。

各社他社とは違った切り口を求めてアイテム特集を組みますのでそこにあった読者層で流行る傾向があります。
また強いトレンドがでると各社そのアイテムの特集を組みますのでますます加速していきます。

消費者は雑誌で何気なく見たアイテムが実際店舗に足を運ぶといろんなお店で似たようなアイテムがDPされているのをみて流行ってるのかな?という気付きに繋がるのです。

ブランドトレンド

これはジャンル、スタイルトレンドと連動してくるところですがスポーツテイストが流行ってきたらスポーツブランドが流行ったりしていきます。
昨今ではライフスタイルの変化からスポーツ、アウトドアといった健康でヘルシーなトレンドになってきたのと並行してそういったブランドが人気が出てきていますね。

スタイリングトレンド

ここ数年はビックブーム、ルーズなフィットやノームコアなどシンプルな無地なブームでした。
スタイリングトレンドは時代の空気感を反映させます。
SNSの普及によるファッショニスタたちの影響なども大きいのだと思います。

ジャンル、スタイルトレンド

モード系、アメカジ系などさまざまなジャンルがあります。
これはブランドなんかだとすでに自分たちのブランドのジャンルがあることもあり
変えることが難しくなったりしますがセレクト系の店なんかは非常に大事なトレンドとなってきます。
いま流行っているものをいち早く提案するお店はこのトレンドをもっとも見ていく必要があると思います。

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店舗を定点観測すればトレンドが予測できる

次に店舗の定点観測を行います。
自分のブランド、店舗にあった分析したいお店をある程度幅広くピックアップします。
10店舗もあれば十分だと思います。

この際テナントやお店の多い場所でベンチマークすると楽だと思います。
秋冬であれば毎月が理想ですが9月であればシルバーウイーク、11月であれば11月の25日前後、
12月であれば10日前後がおすすめです。

9月は大型連休、11月は冬物重衣料の実売期で各社イベントをやっている時期です。
12月であればボーナス前後一番高単価な商材が売れる時期です。
こういった時期に店頭のDPの打ち出しをみると各トレンドの傾向が見えてきます。

各社このタイミングに合わせて秋もの冬ものの主力商品を投入してきますので一番のおすすめ
商品が確認できるのです。


ここで打ち出されていたアイテム、ブランド、テイストなど細かくメモをして今年のトレンドを把握する作業を行います。

そして1月のセール時期にもう一度各店をまわりなにが残っていたのかを探ります。
発注のミスという場合もありますが流行ると思って勝負した商材が残している実態を把握する必要があります。

街でよくみかけるアイテムがセールになっていたりすれば打ち出しされていたが
過剰供給の為市場にあふれた→セール→来年は発注は控える
といった予想がたつのです。

ショップ ディスプレイ

サイトの検索ワードでトレンドが予測できる

店舗での観測をした際に各アイテムごとのトレンドがでてくると思います。
例えば今年であればトレンチコートであったりダウンジャケットの打ち出しが多かったと思います。
ではどちらが人気だったのでしょう。またトレンドの傾向はどうだったのでしょうか?

ここでサイトでの検索はどうだったのかを参考にします。
使用するのは我らがGOOGLE先生のGOOGLEトレンドです。

サイトにアクセスするとキーワードをいれる項目になります。

ダウンジャケットとトレンチコートを比較した結果がこちら

上の青がダウン赤がトレンチです。あきらかにダウンが検索されていたのがわかります。
またピーク時の日にちが12/9ということでボーナスの時期、この日はちょうど日曜でした
この日にトレンチを打ち出してダウンを打ち出してないことはあり得ませんね。

そして線が交錯する点がちょうど2月の末でしたここからトレンチがあがってきます。
この時期にはダウンは店頭から下げ、トレンチの打ち出しをする必要がありますね。

またこのサーチと連動した関連ワードがこちら

キーワードをいれるとそのキーワードがどう検索されていたのか?また関連キーワードはなんだったのか?一目でわかります。

このようにダウンでは一緒に検索されていた関連ブランドがでます。
またブランド名、商品名ごとの検索対比も可能です。

ダウンといれると関連で検索されていたものがタトラス、ナンガなどブランドが名指しででてきます。
またこのサイトの優秀なのがキーワード同士を対比させてグラフで見せてくれる点です。

今人気のダウンブランド2つを比較してみました。
タトラスとナンガで対比するとタトラスのほうが検索がヴォリュームがあることが分かります。

こういったデーターも仕入れの際に有効になると思います。

注)タトラスはメンズ、レディースとも人気がありますがナンガはメンズで人気のブランドのため検索ヴォリュームも違うと思いますのでそういったブランド知識は必要になります。

ダウンジャケット

まとめ

いかがだったでしょうか?

トレンド予測をする際に必要なのは感性や感覚で予測するだけでなく実際のマーケット状況を把握することが重要です。

店頭での打ち出しの実態、市場、マーケットでのシュア状況、ネットでの検索から探るマーケットの関心度。

そういった実態を横並びにして市場にあふれていたのか枯渇していたのか探り自分が仕掛けようとしている商品が次のアップトレンドになるのか知ることができるのです。

今日はこのへんで。

 

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